RAIZAP流 教師2.0への道 〜筋トレ×読書×教師で面白さにコミット!〜

10年目の小学校教師(体育主任8年目)(3.5.5.6.2.3.5.6.5.6) で専門は体育。筋トレ×読書×教師でレアカード目指します。効率的に仕事を進めつつも『面白さ』にコミットしていく!教師1.0からの教師2.0!!を目指すブログです。

Vol.9 価値観をアップデート! タテの関係のスタートではなく、ヨコの関係からのスタートへ 前編

現在、教育界には様々な問題がある。

学力低下、いじめ問題、病気での休職率の増加、学級経営(学級崩壊)、教師採用倍率の低下、荷重労働、教職員の不祥事、モンスターペアレンツ、多種多様にわたる児童への指導・支援などなど

 

その中でも

現在、担任をしている自分にも大きく関係する

学級経営~子どもとの関係~

について記事を書こうと思う。

 

なぜなら

先日、研修で初任者との対話があり、そこでお悩み相談的なコーナーがあったのだが、やはり出てきたのが学級経営や子どもへの指導や関係づくりについて

 

クラスが落ち着かない、言うことを聞いてくれない

などという悩みを聞いた。

 

そして学級経営の行きつく最大の問題としては

 

「学級崩壊」

 

 

クラスが集団として機能しなくなる。

自分も何度もそんな有様を見てきたし、

これは初任者に限らず、中堅やベテランですら起こりうる。

 

学級崩壊は

みんなが不幸になってしまう。

 

子どもも保護者も教師も学校も。

 

そしてそれは次年度以降にも影響していく。

 

こんな最悪の事態だけは避けたい。

 

かと言って何ができるのだろう?

 

よく若手の時代には

 

「明日は我が身だからね

ってお言葉をいただいたが、

 

明日は我が身にならないようにどうするか?

その先も教えて欲しかった。

 

我が身にならないように

 

怯えて気を遣いながらが正解?

自信過剰にならず謙虚にするのか正解?

一生懸命に何か取り組むのが正解?

 

それは行動だけを指すのではないと思うし

例え、がむしゃらに一生懸命やっても

それだけではダメな気が最近はしている。

 

一生懸命やっても方向性を間違えれば、最悪の事態になるし、

プロとして考えるなら、

一生懸命は言い訳にならないし

それで不幸になった人の苦しみが消えるわけではない。

 

さて

なぜ学級崩壊が起きるのかということを考えると

様々な原因が挙げられると思うし、それぞれのケースで違うと思うが

 

「教師とこどもたちとの関係」

 

は切っても切り離せないのではないかと考える。

 

学級崩壊しているクラスでは、

教師と子どもにおける

信頼関係を構築できない、または関係が崩れてしまっていると思う。

 

その一つの要因として

(※あくまで自分が考える一つの要因です)

 

 

「タテの関係」を自分は挙げる。

 

読んで字のごとく教師が上、子どもが下という関係構図だ。

 

※逆に子どもが上で教師が下って構図もあるかもしれないが、前者で話を進める。

 

ここで例を挙げるので、

みなさん(教師)も子どもとの関係を

どんな意識でとらえているか振り返ってみてほしい。

 

例)

・教師は子どもより偉いと思っている

・自分(教師)の言うことが絶対だと思っている

・子どもの反論を認めない

・威圧的・管理的である

・思い通りに動く子がよい子という認識

 

一つでも当てはまれば、

あなたはタテの関係を子どもと築こうとしているのかも。

 

そもそも

この「タテの関係」は昔の学校では成り立っていたし、

それが普通だった。

 

その辺りも考察したいと思う。

 

以前、

教師という職業の価値は高かった。

 

周知の事実だが、学歴(免許)を必要としたから。

 

そして大卒という学歴が珍しかった時代では、

大卒というだけで

教師という職業に対する何かしらの尊敬の念もあったのだろう。

 

みなさんも経験あるかもしれないが、

自分も

「先生のいうことは、ちゃんと聞きなさい」

っていうのを両親に言われた記憶がある。

 

そういう価値観は親から子どもに伝染する。

 

「先生のいうことは聞くもんだし、聞かなきゃいけない」

 

という価値観が「タテの関係」を成り立たせてしまう。

 

これに気をよくした一部の教師は自らを高めることをやめてしまう。

なぜなら

子どもは自分の言うことを聞いてくれるのだし、

何かあっても親が味方してくれるのだから。

 

結果、自らの成長も止めてしまったのだろう。

これも大きなポイントである。

 

では現代はどうか?

 

時代が変わり、誰もがお金を払い、

望めば大学進学できる時代になってしまった。

 

大学にいって普通にしていれば、教員免許も簡単に手に入る。

 

そしてそうなった時代では

もちろん教師より学歴の高い保護者なんてザラにいる。

 

そんな中、教職員の不祥事・いじめ問題・学級崩壊・体罰などがマスコミで報道されるようになり、

世間や保護者の教師への見方も変わってきた。

 

そして気づいてしまった

「教師って誰でもなれる職業」だと

 

もう教師は特別であり、尊敬される職業という価値観は

ほとんどなくなってしまったのではないだろうか。

 

「先生の言うことが、すべて正しいわけではない」

 

その価値観が保護者からまた子どもへ伝染する。

そこに気づかない教師は今まで通り「タテの関係」を築こうとする。

 

もちろん上手くいくわけがない。

上手くいくのは、圧倒的なカリスマ性や強みをもった教師のみ。

しかしパワープレーにも限度がある。

 

指示や指導の意味を理解させる能力がなく、言うことを聞かなければ怒るという教師は

負のスパイラルにハマってしまうし、保護者からのクレームは必至だ。

 

むしろ学級崩壊はある意味で

 

「タテの関係」を強要する教師への

 

「NO!」

 

という表現の一つかもしれない。

 

教師はそこに気づこうとしているのだろうか?

 

それとも気づいていて、知らないフリをしていれば

そんな時代に、もう一度戻るとでもいうのだろうか?

 

まだよく聞くのが、

 

昔はこんなことなかった。

今の時代は、子どもが大変だ!

今の時代は、親がなってない!

 

もしかしたら少しは、その要素もあるのかもしない。

 

ただ

秒ごとと言っても過言でないくらい

時代が変化していく現代では

教師も価値観を時代に合わせてアップデートする必要がある。

そして

それに合わせた関係づくりに力を注がなくてはならない。

 

 

このスマホが当たり前になった現代で、

黙っていてポケベルがまたブームになる日が来るだろうか?

また、「ポケベルを使いなさい」と言って、使おうとする人が周りにいるだろうか?

むしろ、あなたは今もなおポケベルを使っているのか?

 

時代が変わればモノが変わる。

モノが変わったということは

その前に

そのモノを使う人間の価値観

世の中の価値観は既に変わってしまっているということ

 

学校とは閉鎖的な世界である。

そのことが価値観のアップデートを遅らせてしまったのかもしれない。

 

そこで自分は

教師と子どもの

「ヨコの関係」

それを打開してくれる一つの方法になるのではないかと考える。

 

続きは後編で!