RAIZAP流 教師2.0への道 〜筋トレ×読書×教師で面白さにコミット!〜

10年目の小学校教師(体育主任8年目)(3.5.5.6.2.3.5.6.5.6) で専門は体育。筋トレ×読書×教師でレアカード目指します。効率的に仕事を進めつつも『面白さ』にコミットしていく!教師1.0からの教師2.0!!を目指すブログです。

Vol.11 サービス業化した教員の仕事。ファミレスをどう経営する?

教師の仕事=サービス業

 

巷でもそのように表現する人も増えてきたが、

 

今日、本当に教師と言う職業がやはりサービス業化している面が

あるのではないかと自分は考えている。

(※表現はあまりよくないし、この考え方には批判もあると思う)

 

時代が変わり、

なるだけなら難しくなくなった今日では

教師という職業の価値が以前のままとは思えない。

 

そして度重なる、

盗撮、痴漢、交通事故などの教職員の服務事故に

学級崩壊、体罰・暴言などの不適切な指導などの

問題がメディアで可視化されている。

 

これを受けて

教師という仕事はもはや全面的に信頼される職業ではなくなった。

 

何か起きるとマスコミをはじめ世間からは叩かれ

様々な要望やクレームが殺到するようになった。

 

※もちろん叩かれるべき案件もたくさんある。

 

それに全体の奉仕者である我々は

例え理不尽なものであったとしても

一般的には応えなければならない状況だ。

 

いわゆる

何でも屋となっている面が見られる。

 

 

学区の塀の調査なんてその代表である。

 

あの高槻の事故は本当に心が痛むが

なぜ学区だからと言って他人の家の塀の安全性を調べる必要があるのか?

(学校の敷地内なら納得)

 

我々は

塀の安全性を確かめる知識も技能も持ち合わせていない。

 

そして調べた結果、

異常があった場合は子どもたちに周知させるのはよいとしても、

登下校コースでその塀がある道が避けられない場合は、

自治体がその家に修繕するようにアプローチまでしてくれるのか?

そして修繕費用はどこが出すのか?

 

自治体や委員会は何かが起きた時に、批判を受けないために

様々な見せかけだけのパフォーマンスに走る。

 

自分たちを守るために、そのすべてを否定はしないが、

現場は仕事が増え、

本来一番に向き合う必要のある子どもたちとの関わり、

そして授業が疎かになってしまうのではないだろうか?

 

また特に真面目な人は、

そんな中で向き合うために

自分自身をすり減らしながらやっているだろう。

 

ただ、それはめちゃくちゃコスパが悪い。

すべてをやろうと思えば思うほど、質は大きく下がってくるからだ。

 

 

話は戻るが

教師という職業の価値が以前より低くなったことに加えて

 

給料が税金から出ていることもあるのが関係しているのか、

保護者や地域からの要望もクレームも多くなっているように思う。

 

お金(税金)払ってんだから

それに見合う教育や対応をしろよ!

俺たちは客だぞ!

 

と言わんばかりの要望やクレームだって、一部ではあるようだ。

 

このあたりを考えると

教師という仕事のサービス業化というのも、あながち間違いではないし、

納得できる事実になっているのではないだろうか?

 

そこで、

自分は小学校教師の担任という仕事を

サービス業の一種であるファミレスの店長として

例えて考えてみることにした。

 

 

 

小学校教師の担任という仕事をファミレスの店長として例えて考えてみると 

ただのファミレスの店長ではない。

 

 たった1人で

 

 

そのファミレス(クラス)を経営する店長である。

 

なぜファミレスかというと様々な料理(様々な教科の授業)

お客(子ども)に提供しなければならないからだ。

 

 ※この表現が受け入れられない人はここで読むのをお止め下さい。あくまで自分の個人的な考えにもとづいた例えです。

 

 

まず、これだけでかなり苦しい。

 

ハンバーグ、天ぷら、焼き魚、揚げ物、スイーツなど

様々なジャンルの料理を

すべて一人で作らなければならない。

 

出すメニューのジャンルは曜日のその時間帯(時間割)で決まっているものの、

平日は毎日5種類から6種類の料理を作らなければならないのだ。 

 

そして30人のお客は毎日やってくる。

毎日全く同じ料理を出すわけにはいかないので、メニューも変えなければならない。

 

それだけではない。

1人で経営しているということは、

料理(授業・教具)だけを作ればいいという話ではない。

 

料理の材料の仕入れと味付けの調整(教材研究)、

店のインテリア関係(教室の環境整備)、

予算関係(学級会計)、

レストランの広報(学級通信)、

接客(会話や関わり)、

などなど数え上げたらきりがない。

 

時には

客同士の揉め事の仲裁

電話での要望への受け答えやクレーム処理すらこなさないといけない。

 

さらに閉店後(放課後)は

ファミレスのグループ全体(学校)から

個々の店に割り振られた仕事(校務分掌や作業)や

ミーティング(職員会議)もあり、常に時間に追われている。

 

そう!

 

気づいたでしょ!

 

 

これは無理ゲーなのだ。

 

 

本来、

ファミレスはレストランの一種であるから

 

大きな目的というのは

料理をだしてお客に満足してもらうことだ。

 

しかし、それだけに留まらない圧倒的な仕事量のせいで

そこまで回っていないというのが現状。

 

こんな中で、

質の高い料理(授業)を提供できるのか?

 

とくに

新米店長(新卒講師や初任者)には無理という言葉以外は見当たらない。

 

質の高い料理を出せないどころか、

多忙が原因で場合によっては吐き出してしまうくらいの不味い料理を

出してしまうこともあるだろう。

 

これはその味に

気づきながらも仕方なく出す場合もあれば。気づかずに出す場合もある。

 

気づかずに出している場合はタチが悪い。

 

疲れのあまり判断力が鈍り余裕がないのが原因か、

それとも自信過剰になっているのが原因なのか

 

特に経験を重ねた店長にありがちなのが、

 

以前のレストランでは

受け入れられた料理に口をつけない客に対して

 

「なぜ食べないんだ」と憤慨し、

客を責めてしまうこともあるだろう。

嫌なら食べるな!と見放してしまうこともあるだろう。

 

このようなことが、よい結果を生むことはなく

閉店後(放課後)、

電話でのクレームへと発展する場合がある。

 

その内容は料理に限らず、様々な面の不備についてもだ。

 

ただでさえ限界を超えるような仕事量に、要望やクレーム。

それが積もり重なれば、

 

店長はストレスで

病気になってしまうかもしれない

 

または、

 

そのファミレスは破綻してしまうかもしれい

 

 

さてこんな無理ゲー状態に陥った

ファミレスの店長である僕らは何をすべきなのだろうか?

 

全てを頑張るという人もいるだろうが、まぁ難しいと思う。

 

時間も体力も無限ではない。 

 

ここで結論を言うと

答えは1つしかない

 

レストランとして

 

客の信用を得ることだ!

 

ハートを掴めばよいのだ!

 

もうそれしかないと思っている。

 

じゃ、具体的にどんな方法を使えばいいのか?

 

これも実現可能な方法は

 

エッセンシャル思考

より少なく、しかし、よりよく

       

「自分の強み」を前面に推して

レストランを経営すればよいのだ。

 

もちろんそれだけで全てが順風満帆に物事が進むわけではないのは重々承知だし、

最低限やらなくてはならないこともあるのだけれど、

何もかもが中途半端になってしまうよりは強みを前面に出す方がいいはずだ。

 

強みにはいろいろなものがあり、

 

正解はない。

 

レストランだが最悪、料理で勝負できなくてもいい!

 

要は客のハートを掴めばいいのだ。

 

得意料理(得意教科の授業)

映像演出(ICT)、

音楽演出(ギター)

接客(関わり)、

全員参加型イベント(PA)、

レストランのパンフレット(学級通信)、

お持ち帰りテキスト(けテぶれ)

 

でも何でもよいのだ。

 

自分で新たなものを生み出さずとも

成功している他店の強みをパクッたっていい。

 

※ただよく考えてパクらないと、自分の店で通用するかは分からないし、それをパクリ切るだけの力がついていないと失敗する。

 

まぁとにかく、

そこに時間を投資する。  

 

 

大切なのは

しっかり客の表情を見ること。

そして

強みを客層に合わせて工夫すること。

 

 

その強みを生かし

1日の中で何かしらの満足感を感じて帰ってもらう。 

客は毎日来るわけだから、それをまた翌日も、そのまた翌日も繰り返す。

 

この方法で

少しずつでもレストランの信用を貯めていく。

 

 

そうすれば、クレームなどは徐々に減ると思うし、

貯めた信用の福利が働き、

他のできていない部分を補うこともあると思う。

 

 

そうして生まれた時間や余裕をもとに

少しずつ自分の店の強みの幅を広げていけばよいのだ。

 

さらに信用が貯まることで客も自発的に動き出す。

自分たちのレストランをよりよくしようという意識が働くのだ!

 

レストランには余白もたくさんあり、

店長と客が一体となってレストランを作ることに熱狂する。

まさにコミュニティとよべるのではないだろうか?

 

うまくレストラン経営している人には共通点がある。

 

必ずと言っていいほど

お客のハートを掴む強みがあるのだ。

 

そして

その強みを状況に合わせて

常に変化させようという意識があり、

その変化を恐れない。

 

自然に客も巻き込まれていく。

 

 

また信用の話に戻るが

 

そこで貯めた信用は口コミで広がる。

 

あのファミレスいいらしいわよー

なんでも〇〇(強み)が他とは違って最高みたい!

 

次年度はそのバイアスがかかり、スタートから有利に経営を進めることも可能だ。

 

 

信用を貯めるために

自分の強みを実態に合わせて前面に出す!

 

 

ふつうのファミレスではなく、

オリジナルのレストランにしてしまえばいいのだ!

 

 

さて

みなさんは何を強みにレストラン経営していますか?

 

1年契約のレストランの経営

 

 

信用を貯めるために

 

 

ハートを掴むために

 

 

何で勝負する?

 

  

※少し過激な表現を使ってしまいましたが、本当にサービス業化しているのではないかと思ってしまう場面が現場ではたくさんあります。

自分はこれも時代の変化と捉えていますし、それを受け入れて自分自身の感覚や価値観ををアップデートしなければ、レストランはあっという間に潰れてしまうかもしれません。

自分が変わらなければ、世の中のことはおろか、目の前のことさえ変えることはできません。

 

できるかできないかではない!

 

やるかやらないかだ!  by葛原先生

 

これまた長文を読んでいただきありがとうございました。